アジア共同体研究センター(ACRC)の設立と活動

国際シンポジウム

 大阪産業大学アジア共同体研究センター(Asian Community Research Center、ACRC)は、2005年4月に設立されました。その研究プロジェクト「アジアの経済統合とそれがEU型共同体に発展する可能性に関する学際的、国際的共同研究」は、文部科学省の「平成17年度私立大学学術研究高度化推進事業」の「オープンリサーチセンター整備事業」に採択され、以降5年間、アジアにEU型共同体を設立することの可能性と問題点について、海外の大学や研究機関と共同研究を行ってきました。その研究成果は、国内のみならず、中国(上海、天津、西寧)、韓国(仁川、釜山)、タイ(バンコク、チェンマイ)、ベトナム(ホーチミン)、ロシア(ウラジオストク)などアジア各国で開催する国際シンポジウムやワークショップで発表してきました。
  今後は、これまでの5年間の研究を基礎として、実際に共同体を設立するためのプロセスや、共同体設立に向けた関係各国の政策協調、アジア諸国が有する異なった社会システムの調和に関する問題など、解決しなければならない多くの課題をテーマとして、国内外の研究者と共同研究を進めていきます。また、これまで維持してきた国際的連携関係の更なる向上を目指し、海外の研究者ネットワークを広げていきます。その一環として、2010年度は、中国大連市、バングラディッシュ、マレーシアなどでも国際シンポジウムを開催する予定を立てており、これまでのところ、大連での共同シンポジウム、タイ・チェンマイでのワークショップを開催してきました。